吉野汁

 奈良県の吉野山が葛の産地であることから、葛粉を用いた煮物を「吉野煮」、汁物を「吉野汁」と呼びます。 葛粉は高価なため、片栗粉で代用することが多いようです。 普段の汁物にとろみをつけるだけで、冷めにくく具に味もからまりやすくなります。 簡単で身体もぽっかぽか。寒い夜にぴったりの料理です。

材料(大人2人・子ども2人分)

じゃがいも1〜2個
人参1/2本
大根1/5本
小松菜1/3束
かつお・昆布のだし汁4カップ
うすくちしょうゆ大さじ1/2〜1
小さじ1/2
みりん少々
片栗粉(同量の水で溶く)大さじ1〜2



作り方

1. じゃがいも・人参・大根は5mm〜1pのいちょう切りにする。
2. 小松菜は1〜2pのざく切り。
3. だし汁に1.の野菜を入れ、やわらかくなるまで煮、うすくちしょうゆ、塩、みりんで調味する。
4. 水溶き片栗粉を少しずつ入れてとろみをつけたら、2.の小松菜を入れてひと煮立ちさせて出来上がり。
※他に里芋、ごぼう、きのこなど、材料はなんでもOK
※鶏肉などのタンパク源を加えると旨味が増します。
※だしの素などを使うときは、塩の量を加減してください。