「敬神愛人」の法人理念のとおり、私たち全職員は園児一人一人を愛情で包みながら、一人一人の個性や内面の自然な発達を大切にし、子ども達が安心して自己啓発活動が出来るよう努めております。そして、また保護者の皆様と共に、日本の宝であり、かけがえのない天才児たちにあらゆる機会を通じて、それぞれの夢が持てるような保育教育を進めることが出来るよう、開園より日々努力を重ねて参りました。
今年度も、全職員、互いに研鑽を高め、日々成長していく乳幼児への保育教育対応を豊かにし、「真っ直ぐに素直にすくすく伸びる」心身の成長を促せるよう励んで参る所存でございます。
どうぞ皆様のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
園について
理念
心をはぐくみ、身体をつくる
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法人理念
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「敬神愛人」の理念の基、社会福祉を目的とし、プロフェッショナル意識をもって、保育者、教育者として全職員各々の能力及び知識を日々高め、結集し、社会に貢献する。
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保育理念 使命と役割
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1.法人理念に基づき、入園する乳幼児の福祉を積極的に増進させ、子どもの内的発達を大切にし、安心して自己活動・自己表現が図れるよう援助することが基本である。
2.家庭との連携を図り、信頼関係を構築すると共に、豊かな人間性を持った子どもの育成をはかる。
基本方針
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心を育てる
キリスト教の考えを保育に取り入れています。神に愛されているかけがえのない自分に気づき、 感謝の気持ちと周りの人を温かく受け入れることが出来る優しさを学びます。また、異年齢保育を通し、 「互いに思いやる心」を育みます。
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能力開発
乳幼児期は、遊びを通して五感を育む大切な時期です。リトミック、音楽指導、英語活動、石井式漢字教育、 「NHKキッズ」アプリを活用した放送教育、絵画造形などを取り入れ、楽しく活動しながら感性や好奇心、 創造力といった知的能力の基礎を養います。
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健康な身体づくり
広い園庭での伸び伸びとした戸外遊びや以上児からのコーチによるスイミング指導など、 子どもたちの遊びや学びの基礎となる体力を身に付けるため、各年齢に応じた運動遊びを計画し、実施しています。
また、栄養のバランスを考えた給食も、子どもたちの健康づくりのために力を入れています。
保育・教育環境
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もも組(0歳児)
人格形成の最も土台の部分の愛着形成の構築に向け、心の教育、ぬくもりを感じ安心感がもてる環境づくりに努めています。
広いフローリング一角にある畳のスペースは、ゆったりとした安心の睡眠の場となっています。 広い保育室と余裕を持った保育教諭の配置をし、安全にも心掛けています。
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つぼみ組(1歳児)
1歳児は、歩行が確立し活動範囲も広がり、怪我も多くなるため、保育室は広いスペースを設け、運動面での発達を促していきます。 身体的発達、社会的発達、精神的発達を支え、5領域の内容に準じながら、 スキンシップや言葉がけの愛情を注ぎ、笑顔の絶えない保育をしています。
2歳児以上は、建物2階に保育室を設けています。 なだらかな階段の昇り降り も日常生活の一部として、自然な形で組み込むことにより、 保育者の目の行き届く中で、 危険に対して気をつけて行動しようとする姿勢が自然と身について行きます。
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花組(2歳児)
2歳児は自己主張が強くなる時期ですが、自我を受け入れ、自分でできたことを認めるように、丁寧に関わっています。 言語面、排泄面の援助を個々のペースに合わせて助長していけるような配慮を心がけています。
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虹組(3歳児)
3歳児は、ルールやマナーを知り、守り、共有する環境を作っていくことを大切にしています。 一人ひとりに丁寧に関わる保育・教育を実践し、個々の姿を良く観察しながら距離感を持ち、 それぞれに必要な働きかけを考え、基本的な生活習慣の自立を促し、社会性を育てていきます。
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星組(4歳児)
4歳児は、心身ともに成長の著しい時期であり、社会性も身に付く時期でもあります。友達と一緒に取り組むことの楽しさや、 様々な経験を行うことにより、意欲的に物事に取り組める力と「できた」という喜びが自信につながるような 保育・教育を心掛けています。
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月組(5歳児)
5歳児は、就学前の自主性の育ちを大切にし、多くの友達の中で自分の気持ちをコントロールする協調性を育てています。 様々なことに挑戦する気持ちを大切にする保育・教育を行い、思考力、創意力を育てていきます。
3・4・5歳児の教室はパーティションで区切られており、時には扉を外し、広々とした空間の中で縦割り保育を実施し 「思いやりの心」や「助け合いの気持ち」が自ら育つように育んでいます。
2階バルコニー
2階の広いバルコニーには、子どもたちが皆で楽しめる大きなプールが設置され、安全に留意した活動の中で、健康な身体づくりをしています。
年間行事
園生活でしかできない行事での経験は、集団で取り組む協同性と目標を成し遂げる自己肯定感を育みます。
結果よりも頑張った過程を大切に考えながら取り組んでいます。
- 入園式
- 親子遠足(年中組)
- 保育参観
- 水遊び
- お泊り保育(年長組)
- プール遊び
- 運動会
- ハロウィン
- 収穫感謝祭
- クリスマス会
- 餅つき
- 保育参観
- お別れ遠足(年長組)
- 卒園式
一日の流れ
子どもたちの日々の生活を大切にし、無理なく楽しく過ごせるカリキュラムを実施しています。
0~2歳児
3~5歳児
取り組み
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石井式漢字教育
石井式の目的は、決して「漢字を教えること」ではありません。言葉の理解を深め、知識を身に付けるのに最も適している「漢字で教える」のです。立腰(身体の中心である腰骨を立てる)姿勢で目と耳両方を使い、楽しい雰囲気の中で繰り返し絵本やカードに触れることが、集中力や言語能力を身につけることにつながります。
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音楽指導
星組から月組の2年間にわたり鍵盤ハーモニカの指導があります。その他、カスタネット、タンバリン、すず、大太鼓、小太鼓等での合奏や和太鼓、ハンドベルと様々な楽器に触れ、楽しみながら音楽の基礎を学んでいます。継続して取り組むことで上達し、メロディーを奏でることで気持ちがひとつになり、協力し合うことの意味や継続することの大切さ、努力をすることで達成感を味わってほしいと思っています。
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NHK放送教育
NHKキッズアプリを活用し、自分たちで新たなあそびのルールを考え、あそび方を発展させることが出来るよう、主体的に探索、挑戦する環境づくりを心掛けています。非認知能力の育成には、子どもの主体的なあそびが大切であると言われています。その為、あそびの中で思考力や創造力を育み、生きる力の基礎を培うことを目標に放送教育を実践しています。
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異年齢保育活動
協同活動を通じて、尊敬の心・助け合いの心など「心の育ち」を育み、根気強さや忍耐力、挑戦する気持ちや試行錯誤など「精神力・身体能力の育ち」に繋がり、子どもたちの発達や成長に大きな影響を与え、園生活に潤いをもたらせてくれます。 異年齢のペア、グループ毎などで考え、主体的な遊びを展開したり、制作活動を行うことで、能動的に学べます。満足感が子どもたちの意欲を促し、自己肯定感が自信となり、愛情をたっぷり感じながら伸びやかに育ちます。
概要
園の概要
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創立 2004年4月1日 名称 幼保連携型認定こども園 なでしこ こども園 電話番号 055-242-0888 運営法人 社会福祉法人 聖愛会 理事長・園長 理事長 中澤美行 園長 藤巻眞由美 園児数 118名 職員数 保育教諭 29名 看護師 1名 職員 6名 給食 3名 開園時間 月~金:7:00~20:00
土:7:00~18:00(延長保育なし)面積 園地 1092.08m² 建物 530.48m² 運動場 991.48m²
沿革
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法人認可 平成15年 社会福祉法人聖愛会として認可される。 開園 平成16年4月1日 甲府市大里町にて”なでしこ保育園”が開園。 認定こども園 平成27年4月1日 幼保連携型認定こども園として認可される。
令和元年10月1日 「なでしこ保育園」より「なでしこ こども園」に名称変更